円皮鍼

円皮鍼円皮鍼(えんぴしん)とは、画鋲(がびょう)のように皮膚に垂直にさし込み、上から絆創膏で固定し、一定期間そのままにしておくタイプの鍼です。長さが短いので(0.3〜0.6mm)皮膚の下まで届かず、表皮にとどまるので、鍼が苦手な人にもやさしく、効果を持続させます。

円皮鍼は、長い鍼とは異なり表皮にとどまるので、一度刺すと変更がききません。このため、寸分の狂いなく刺すことが必須になります。そのためには、ツボの位置が指先でわかること、そしてツボの位置がわかってもその位置に正確に刺せることの二つが求められます。円皮鍼は患者に優しく、術者に厳しいといわれる所以です。

円皮鍼の取扱い

  • 貼ったまま水やお湯につけたり、入浴しても大丈夫です。ただし、貼っている場所をゴシゴシ強くこすらないでください。
  • 円皮鍼は通常4〜5日位ではがしてください。ただし、それまでにかゆくなったり、はがれそうになったら、すぐはがしてください。長期間貼ったままでも問題はありませんが、効果は3〜5日をピークにだんだん薄れていきます。

施術後の注意

  • 刺鍼後の皮内鍼は無痛・無感覚です。なにか違和感を感じたら、ただちに申し出てください。
  • 入浴や汗などで、絆創膏の鍼を固定する力が弱まったり、規定の日数以上に貼ったままにしていると、チクチク感など違和感が生じます。このような場合はすぐにはがしてください。
  • 絆創膏には通気性のよいものを採用していますが、皮膚の弱い方の場合、まれに絆創膏にかぶれるおそれがありますので、この場合もすぐにはがしてください。